代表曲の1つともいえる「くちばしにチェリー」。日本テレビ系ドラマ『私立探偵 濱マイク』の主題歌としてつかわれたこの曲は、主演の永瀬正敏さんがEGO-WRAPPIN’のファンだったことがきっかけで書き下ろされました。
生年月日:1974年2月28日
出身地:大阪府大東市
学歴:同志社女子大学学芸学部音楽科ピアノ専攻卒
中納良恵さんの名前がわからないかたでも、エゴラッピン(Ego-Wrappin)のボーカルと言えばわかる人が多いのではないでしょうか。
一度聴いたら忘れられない独特な歌声と歌唱力は、王道ではありませんが多くの人を魅了しています。
中納良恵さんは母親が家でピアノ教室をひらいていた関係で、幼い頃から音楽にふれて育ちました。また当時、テレビでは『ザ・ベストテン』 という歌番組が流行っていて昭和歌謡をよく聴いていたといいます。
テレビから流れていた松田聖子さんや中森明菜さんの歌をまねて歌うと、祖母が喜んでくれて聴いてくれたといい、このことがきっかけで歌を歌いたいと思ったそうです。
中納良恵の旦那は?
出典:https://hkmtiz.com
中納良恵さんは2015年11月に一般人男性と結婚しました。
お相手はアパレル関係のお仕事をされていて、名前は学さんというそうです。
一般の方の為、馴れ初めなどはわかりませんが、中納さんはファッションにもこだわりがあるようなので、案外行きつけの洋服屋の店員さんだったりするかもしれません。
ライブ衣装も自分でセレクトしている公演がほとんどだといい、ファッションはヴィンテージアイテムが好きなんだそうです。
学生時代から、ずっとヴィンテージアイテムが大好きですね。でも、「◯年代の」とか、そういう知識はぜんぜんないんです。
パッと見て、自分に似合って、風合いが良かったら買う。それだけですね。洋服の情報は、店員さんに教えてもらいます。
やっぱりヴィンテージを取り入れて「ちょっと外した着こなしをしたい」っていう気持ちがあるのかな。
ファッション雑誌はあまり読まず、音楽雑誌にのっている好きなミュージシャンの服装に影響を受けてきたといいます。
とのことなので、もしかしたら古着屋の店員さんかもしれませんね。
ちなみに、現在お子さんはいないそうです。
中納良恵が自分より歌が上手いと思う人は誰?
抜群の歌唱力と世界観で業界にもファンが多いエゴラッピン(Ego-Wrappin)。女優の満島ひかりさんもその一人です。
中納良恵さんと満島ひかりさんはドラマ「トットてれび」で共演して以来交流があり、エゴラッピン(Ego-Wrappin)のライブにもゲスト出演するほど大ファンだそうです。
そんな中納良恵さんが憧れるシンガーはというと
- マリーナ・ショウ
- アニタ・オデイ
- ニーナ・シモン
とあまり聞いたことがないシンガーばかりで、調べてみると3人とも昔のアメリカの女性ジャズシンガーのようです。中納さんの個性的な歌声は、このシンガーから影響を受けているに違いありませんね。
そして自分より歌が上手いと思うシンガーについては、あまり考えたことがないそうですが、
- 美空ひばり
- ちあきなおみ
このふたりの名前をあげています。歌がうまいというよりは凄まじいと思うそうで、歌手としての凄みがあり、歌を聴くとその情景が浮かんでくるといいます。
本当にうまい歌手というのは、耳で聴いたものを聴き手の頭の中で想像させる人のことをいうのでしょうね。
エゴラッピン(Ego-Wrappin)の名前の由来
エゴラッピン(Ego-Wrappin)は中納良恵さん(Vo、作詞作曲)と森雅樹さん(G、作曲)で結成され、ジャンルにとらわれずどこか懐かしさを感じさせるサウンドが特徴の音楽ユニットです。
このエゴラッピン(Ego-Wrappin)の名前の由来は
彼らが好きなアーティストのデ・ラ・ソウルが、インタビューの中で「最近の若者はEGO-WRAPPIN’が多い」と発言しているのを聞いて付けた。
インタビューでは「自分を出さない」という例えで使っていたが、二人は「エゴを包む」とも取れるこの言葉を気に入ってユニット名にした
とありますが、彼らのサウンドを聴くかぎり、随分個性的なように感じます。
エゴラッピン(Ego-Wrappin)の結成秘話
出典:https://musicsark.info
そんなふたりの出会いは1995年。
岡山県のインディーズレーベルの人が中納さんの歌に興味を持ってくれて、CDを出そうという話になりました。このときバンドは組んでおらず、作曲などすべて自分でやらないといけない状況でした。
そんなときバイト先の友達が連れて行ってくれたバーで、弾き語りをしていた森雅樹さんを紹介されたそうです。中納さんはその弾き語りを聴いていいなと感じ、
といいます。
一方の森雅樹さんのほうもちょうどギターで曲を作りはじめていて、いろんなことにチャレンジしてみたいと思っていたときでした。
イケているかどうかの判断をするために、お互い好きな曲の入ったカセットテープ交換したといいます。テープの中身は共通のものはなかったけど、共感できる音楽がたくさんあったと森さんは語っています。
そして、1996年にエゴラッピン(Ego-Wrappin)を結成し、1998年、アルバム『BLUE SPEAKER』でデビューを飾りました。
現在国内での活動だけでなく、ヨーロッパやアジアなど海外でのライブ活動もおこなっています。
まとめ
- 旦那さんはアパレル関係の仕事をしている学さん
- 自分より歌がうまいと思う人は「美空ひばり」「ちあきなおみ」
- 好きなアーティストがインタビューで「エゴラッピン」と発言していたことが、ユニット名の由来
- 一緒に音楽をやろうと誘ったのは中納さんのほうから